印刷/製本/加工
活版からの伝統を受け継ぐ
出版印刷へのこだわり

 当社の印刷部門は”KODANSHA BOOK FACTORY”内にあります。出版物の最適な製造拠点を目指して2015年にリニューアル・スタートした工場群は、オフセット印刷、デジタル印刷、製本の集合体として小ロットから中ロットの書籍・単行本の効率的な製造を担っています。本を製造するにあたり、本文印刷のみならず、カバー、表紙などの付き物印刷、製本工程を集約し本の全パーツの物流を最適化し市場需要に合わせた製造のお手伝いをしています。

品質のこだわり

 書籍・コミックの本文印刷のほとんどはモノクロ印刷で製造します。墨1色の印刷も長時間の読書に耐える読みやすさに配慮し、かつコミックの表現力を余すことなくダイナミックに紙面上に載せるために、印刷機、版材、インキ、紙を知り尽くし最適な仕上がりを追求しています。本の手頃感や読みやすさを追求した本文の薄紙の特性を生かしながら、長年の創意、工夫から継承された印刷技術によりたくさんの本を世の中に送り出しています。

技術アピール

 2012年に日本で初めてデジタル印刷による文庫印刷を手掛けて以来、最新の印刷技術と製本技術の製造ノウハウを蓄積し、小ロット製造の物流の変革にも取り組んでいます。出版業界でもいち早く在版のデジタル化に取り組み、オフセット印刷用の刷版製造工程はすでに完全にデジタル(CTP)化されており、環境負荷にも配慮した無処理のPS版の導入も加えて、オフセット印刷においても小ロット製造への柔軟な対応を可能にしています。

管理システム

 社内の管理システムから発行される作業指示書(発注書)とデータ制作部からのオンラインのデータ下版により作業は進められますが、オフセット印刷であれ、デジタル印刷であれ日々の作業スケジュールは印刷機ごとに展開されます。これを管理システム上で詳細なスケジュールまで落とし込み全社で共有することができます。作業場では大型ディスプレイ上にその日の作業が反映されています。

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東村アキコ